Tactics

其の壱  早春(4月)のミッジング

 

ほんの数年前までは、この魚沼地方も解禁日が31日でしたので、本流パワーウエットの方たち以外は解禁当初のFFといえばミッジかニンフと決まっていました。雪代期以前ですので、水量もあまり多くなく、濁りが入ることも少なかったのですが、近年は(釣り人の監視がないからか?)禁漁期間中に河川工事が盛んに行われる事が多くなってきました。

禁漁期がひと月延長されて、41日解禁になった理由について、組合では、@サクラマス稚魚の降海時期を禁漁としたい。A監視員の高齢化にともない、積雪期の監視が困難。などを挙げている。現在、若手組合員を中心に、解禁日を元に戻すように働きかけを行っているが、反応は思わしくないというのが現状です。  愚痴はこのくらいにしておこう。

98年の解禁日帰り際にライズを発見、5分間で。入れ食いでした。

ミッジといえばユスリカを思い浮かべるかと思いますが、ま、普通は小さい昆虫の総称ですから、あまりユスリカにこだわらない方がいいみたいです。で、上のヤマメたちの胃内容ですが、6割がユスリカ(アダルト、ピューパ)残りの4割はストーンフライ(写真中央の触角があるやつ)です。この黒くて小さい(#18~20くらい)ストーンフライ、クロカワゲラだったかな?水面や石裏をちょこまかと動き(飛び)まわるものだから、魚の目に付きやすいのではないか。で、不思議なことに、このクロカワゲラ、水面付近以外ではあまり飛んでいるところを見掛けない。色が黒くて地味なこともあるだろうが、ほとんど飛んでいるところを見ないです。しかも、見つけるのは大抵雪の上を川上に向かって(虫が)歩いているときばかりだ。「羽根があるのに飛べばいいじゃねぇーか」と思うのだが、いつも歩いて移動しているようだ。その他にはガガンボ(ここいらで言うユキムシ)。ただし、関東方面のウスバヒメガガンボとちがい、やはり黒くて小さく(#16以下)しかも、胴体まで極細です。ガガパラなら18番のシャンクにスレッドを一往復ってな細さです。

ハッチの見極めは、どれも同じような大きさ、色なのでミッジドライで通せなくもないと思いますが、「フライと胃内容が同じじゃなきゃ嫌だ!」なんて方のためにひとつ。水面付近を群れでフワフワ飛んでいたらユスリカ。数匹単位で飛び、少しの風でどこへともなく流されてゆくのがガガンボ。水面付近をカディスのように動き回るのがカワゲラ。こんなとこでしょうか。当然、ライズフォームも虫の動きに応じて違ってくるので、想像力を働かせるのもまた楽しいのでは。

 

 

3月の釣りを復活させるには皆様の声が必要です。年券申し込み時に執拗におねだりしてみる、日釣り券でも、釣行後にハガキや電話作戦もいいと思います。他所からの声が大きな力になりますので、ご協力をお願いします。(あくまで紳士的にね。)